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海水魚飼育における雑談48



50.2016年の採集


「海水魚飼育における雑談32」にも書いたように、2016年の採集シーズンで持ち帰る事ができるチョウチョウウオの仲間は、外房6種の中ではセグロチョウとアケボノチョウのみであり,外房6種以外の種類であれば問題はありませんでした。



そんな前提条件で迎えた2016年の採集シーズンですが,結局5回ほど漁港採集に出かけました。

今シーズンはどうも昨年と同様に、チョウチョウウオが房総沿岸に寄り付き始めるのが遅かった上に数も少なかったようで、8月の外房の漁港で豆トゲチョウが殆ど見ることが出来ないという、私自身かつて経験したことのない状況に驚かされました。尤も、磯で採集していた方に聞いてみると、磯ではトゲチョウもそれなりにいたようです。

またナミチョウやフウライチョウも姿は見かけるものの、数の面ではかなり少なかったように思えます(これもあくまで外房から南房にかけての漁港の話です)。

ただし、ナミチョウ、トゲチョウ、フウライチョウ等の数は少ないものの、種類的には例年並みにアケボノチョウやチョウハン、セグロチョウは岸壁に寄り付いていたようです。

いつ行ったか,どんな魚を見つけて何を持ち帰ったかは下の表を見てください。一応予定通り、アケボノチョウ2匹は確保でき、セグロチョウも1匹ですが捕まえることが出来ました。また、私自身としても房総半島で初めてミスジチョウを捕まえることが出来、記憶に残るシーズンになりました。



2016年採集シーズンで見つけた魚






今シーズン採集したセグロチョウとミスジチョウ

 

この画像は。一緒に行った”さとう”さんに撮っていただきました。



フウライチョウやナミチョウ、チョウハン等は掬っても結局リリースするのですが、網で掬う事が楽しいためどうしても最初から相手にしないという態度は取れませんでした。

さて、遂に来シーズンはセグロチョウ以外の外房6種を持ち帰る事ができなくなりました(尤もセグロも2匹までですが)。できれば今シーズンのミスジチョウのように、外房6種以外のチョウチョウウオ類が採れるとよいのですが、なかなか難しいかもしれません。







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