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海水魚飼育における雑談45



47.第6次水槽構築計画経過(12ヶ月経過後)


さて1ヶ月ほど前に第6次水槽構築計画(11ヶ月後)の経緯をお伝えしましたが、その際にメイン水槽にキヘリキンチャクダイを移し、遂にメレディティエンゼル、ホシゾラヤッコと合わせて当初の計画通りヤッコ3匹体制となりました。

今回は前回からあまり経っていませんが、私自身が混泳に問題がないかどうかを判断する短期的な目安である3週間を超えましたので、経過報告です。



まずは水槽全体の近況です。とりあえず小競り合いはあっても、3匹とも体色や泳ぎ方、餌食いに問題はありません。キートドントプルス属を混泳させる場合、まず不具合の予兆はこれらのチェック項目に現れますが、幸いにも健康そのものです。



メイン水槽と主な混泳メンバー










次に問題のヤッコ3匹です。メレディティエンゼルに関しては、顔の部分は完全に青色になりましたが、イエロースポットの現れ方はまだまだです。おそらくこの細かいイエロースポットが何個ずつか合わさって大きなスポットに変わるのではないかと考えており、これからもしっかりと観察するつもりです。



メレディティエンゼル










キヘリキンチャクダイとホシゾラヤッコは、時々追いかけっこをしていていますがどちらも健康そのもので餌もよく食べています。

キヘリキンチャクダイはもう殆ど成魚といってよい姿になっています(胸の部分も黄色が出てきました)。後は鰓蓋から頭にかけて灰青色が乗ってくれば完全に成魚のカラーパターンになったと言えます。

ホシゾラヤッコの方はおそらくオスにはならないでしょうが、成魚に関しては私も殆ど見たことが無いのでどうなるかが楽しみです。



キヘリキンチャクダイ






ホシゾラヤッコ







ということで、メイン水槽は一応順調なのですが当然気になることもあります。

移した時は明らかにメレディティエンゼルの方がキヘリキンチャクダイより大きかったのですが、懸念していた通り60×45×45cmOF水槽という狭い環境にいた時には抑えられていたキヘリキンチャクダイの成長が一気に加速し、1か月経った今ではほぼ同じサイズになってしまいました。

ただし先住魚ということと、まだ僅かですがメレディティエンゼルの方が大きいため、パワーバランスは私の計画から外れていません。

心配なのはキヘリキンチャクダイはガンガン餌を食べていますが、メレディティエンゼルはちょっと成長が落ち着いた時期のようで餌食いが落ちています(もちろん普通に食べてはいますが、休日の場合1日3回餌を与えるとメガバイトGやR、シュアーのMサイズを合計200粒程食べていた時期の6〜7割といったところです)。

ということで、後はメレディティエンゼルが順調に成長し、キヘリキンチャクダイに大きさで抜かれずに立派なオス成魚になってくれれば、第6次水槽構築計画はほぼ達成されたと言えるでしょう。まあそうなれば、水槽構築計画が水槽維持計画に変更されるだけなのですが……。







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