さて8月終わり頃から開始された第6次水槽構築計画ですが,現在の所順調です。とはいってもまだ開始から3ケ月程しか経っていないので,順調でなければ困るというか,話になりません。メイン水槽たる120×60×50 cm OF水槽を始め,90×45×45 cm OF水槽と60×45×45 cm OF水槽もシステム,泳いでいる魚達共に順調です。
まず最初にメイン水槽ですが,今計画の主役である6代目メレディティエンゼルは良く餌を食べ(朝はメガバイトGとRのMを合わせて20〜30粒,夜はシュアーMを40〜60粒ぐらい食べます),消化器官も健康なのか良い糞を出しています。
購入時は顔の部分が完全に黒色で幼魚のカラーパターンでしたが,現在では急速に主鰓蓋骨だけでなく前鰓蓋骨を含めた顔の部分が暗い青紫色になりつつあります。イエロースポットはまだ発現の兆候程度ですが,これまでの経験からまず間違いなく来年の GW 頃には,主鰓蓋骨からその上の頭部で目に見えるようになるでしょう。
相方のキヘリキンチャクダイも,尾柄部分はまだ幼魚パターンの名残で黄色い帯が入っていますが,それ以外の体形やカラーパターンになっており成長著しい状態です。
メイン水槽に収容しているチョウチョウウオ達は購入魚と採集魚が半々ですが,2013年8月と9月に採集して12月にメイン水槽に移したナミチョウとトゲチョウはまだ10cmぐらいにしかなっておらず,以前に飼った個体に比べ成長速度が遅いです。
まあ2匹とも偏食で(餌付けの失敗)冷凍ブラインか乾燥ブラインしか喜んで食べないせいかもしれません。
チョウチョウウオは他にインドフウライとアミメチョウがいますが,インドフウライは購入時アミメチョウより小さかったのに,今ではチョウチョウウオの中では一番大きく育っています。それと,11月初めに今年採集してきたチョウハンをメイン水槽に移しました。
ピンボケですが,上がメイン水槽の,その下が現在の6代目メレディティエンゼルを含めた混泳メンバーの画像です。メレディティエンゼルの顔の部分が,黒色ではなくやや黒っぽい青紫色になっているのがわかるでしょうか。オレンジストライプバスレットは飾りサンゴの陰から出て来ないので,全身を写せません。
なお,メレディティエンゼルの画像が2枚(キヘリとのツーショットを除く)ありますが,メイン水槽にいるのは1匹です。
メイン水槽と主な混泳メンバー
次に90×45×45 cm OF水槽ですが,この水槽は元々採集してきたチョウチョウウオ等をなるべく大きな水槽に入れて飼おうと設置しました。
この水槽のボスはスクリブルドエンゼルで,おそらく16cm以上あるのではないでしょうか。5代目メレディティエンゼルが死んだ後は,我が家で一番大きなヤッコになっています。
一緒に入っているのは,本計画発動時に移動されたチリメンヤッコで,こちらもおそらく12cm程に成長しています。意外に神経が太く,当初スクリブルドエンゼルに追われたりしていましたが,無事最初の3日間を乗り越え今では水槽のNo.2になっています。
チョウチョウウオに関しては,フウライチョウ,トゲチョウ,アケボノチョウ,チョウハンが入っていますが,採集時3番目の大きさだったチョウハンが今や一番大きくなっていて,トゲ,チョウハン,アケボノより1年前に採集してきたフウライが一番小さくなっているのが現状です。
これらは2013年,2014年に採集してきた個体です。どれもピンボケで済みませんが,一応こちらの水槽の画像も載せておきます。
90cm 水槽
最後に60×45×45 cm OF水槽ですが,この水槽は現在検疫水槽兼飼育水槽になっています。再立ち上げ時に入れたデバスズメ10匹のうち2匹が残っており,その他に購入して1年ちょっとのホシゾラヤッコが第6次水槽構築計画のあおりを食らって今年8月に移されています。
このため半ば飼育水槽となってしまっているわけですが,メイン水槽のメレディティエンゼルとキヘリキンチャクダイがホシゾラヤッコより大きくなった際には,メイン水槽に移す予定です。
それ以外には,去年採ってきたフウライチョウとナミチョウ,今年採ってきたチョウハンが入っていて,餌付けを経て育成中です。なお隔離ケースは11月初めにメイン水槽に移したチョウハンが入っていたもので,今はありません。
画像の真ん中あたりに写っているがチビチョウハンで,左側に写っているのが1年を経過したフウライチョウとナミチョウです。
60cm 水槽
こんなところが,我が家の水槽の近況になります。来シーズンはメイン水槽用にアケボノチョウかセグロチョウが欲しいのですが,さてどうなりますか。